地域の素材がアートに生まれ変わる!『つなぐはぐくむツーリズム 2025』アート展示開催
「つなぐはぐくむツーリズム」とは
地域の観光や施設での滞在を通して、「サステナブルな観光」に繋がるアクションを楽しみながら体験できるプロジェクトです。
体験は「つなぐはぐくむツーリズム」キャンペーンとして、期間中にオリックス・ホテルマネジメント㈱が運営する全国11都道府県・20か所の施設で、テーマに合わせたさまざまな形で開催されます。
昨年は、SDGsの一つである「海の豊かさをまもろう」をテーマにし、各施設で宿泊プランや展示、お食事メニューなどの5つの体験が展開されました。
2025年は「つくる責任つかう責任」をテーマにし、各施設で本来捨てられるはずの「地域のもの」から作られたアート展示を行います。
▼「つなぐはぐくむツーリズム」プロジェクトの詳細はこちら▼
https://www.orixhotelsandresorts.com/feature/166204/
2025年テーマ 「Make a circle!」 について

産業や文化の発展によって、暮らしを便利で豊かにするたくさんの“物”が身の回りにあふれている一方で、国内で発生する一般廃棄物(家庭ごみなど)は、年間約3,900万トンにのぼり、東京ドーム約105杯分に相当するといわれています。
今回、わたしたちは、SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」に焦点を当て、全国11地域20施設で「Make a circle!」をコンセンプトに、地域の産業や工芸などから発生する、本来であれば捨てられるはずの素材から生まれたアートの展示を行います。
素材の背景に潜む地域産業や工芸の魅力・ストーリーにスポットライトを当てながら、多彩なアーティストの手によって、新たに生まれ変わったアート作品をご覧ください。
※参考:一般廃棄物の排出及び処理状況等(令和5年)について/環境省公式サイト
■展示期間
2025年11月1日(土)~
※クロスライフ博多天神は11月8日(土)に展示開始します。
※ 展示終了日は、施設により異なりますので、詳細は各施設にお問合せください。
2025年11月30日(日)までは共通のキャンペーン期間として、対象の全施設にて展示を行います。
▼「つなぐはぐくむツーリズム2025」の詳細はこちら▼
https://www.orixhotelsandresorts.com/worixp/feature/289593/
当館で展示するアートについて
・作品タイトル:時をうつす器ー海から空へー
「羽田は、古代に海が広がり、やがて湿地となって多様な生き物を育んだ。近世には田畑と海の幸が江戸を潤し、近代には海辺のリゾートとして人々を惹きつけた。そして今、飛行場は世界と結ばれている。本作はその豊かな記憶を宿す器である。畳を基材にサステナブルな素材を重ね、魚籠や水鳥の巣、翼を想像するフォルムに。縁の深い穴守稲荷の御神砂を添え、来訪者の多幸を祈念している。」
アートに使用した素材について

「畳端材」
大田区の老舗・柳井畳店より提供された畳の端材を使用。
畳の香りや質感は、日本人には懐かしく、海外の方には新鮮な異文化体験となります。
畳に宿る時間と記憶を活かし、五感に響くアートとして再生。
伝統と現代が交差する素材です。
展示場所:1階ロビー
企画・制作協力:ACTA PLUSについて

「持続可能の正論を、憧れに。」のキャッチフレーズを掲げ、環境に良いことや持続可能性を取り入れることが“憧れ”になる社会を目指す事業。主に〈アート制作販売事業〉と〈企業向け企画事業〉を行い、現在公募展などをきっかけにした約500名のアーティストとのネットワークを保有しています。
・ACTA PLUS公式ウェブサイト:https://acta-plus.com/
再生紙「PELP! PAPER」について

わたしたちは「PELP!(ペルプ)」というオフィス古紙のアップサイクルサービスに参画し、グループ施設やオフィスで不用となったコピー用紙を回収しています。本企画のパンフレットは、その取り組みで生まれた100%再生紙「PELP! PAPER」を使用して制作しています。
各施設、展示アート付近に設置しておりますので、ご自由にお手に取ってご覧ください。
・PELP!公式ウェブサイト:https://pelp.jp/